『世界帝王事典』が出版されました
私も執筆参加した『世界帝王事典』(新紀元社)が出版されました。
私の担当はフランク王国、フランス王国・帝国、神聖ローマ帝国、プロイセン王国・ドイツ帝国、オーストリア・ハンガリー帝国の王と皇帝。
新紀元社さんはファンタジー系出版物を通じてかねてより親しみがあったので、執筆に参加でき大変感慨深くあります。
ウィーン大学正門前
ウィーン大学は1365年の創立。現在のドイツ語圏大学では最古のものとなります。
というわけで今年は創立650周年。
派手ではありませんが、お祝いされています。
2014年を振り返ってみる
クリスマス前に飾り付けをしていた11月頃のウィーン・マリアヒルファー通り。
このころはまだ暖かかった…(今は-4度です)。
さて、今年もはや終わりを迎えようとしていますが、この一年も色々と公私にわたり重要な出来事がありました。中でもとりわけ印象深いのは、7月から始めたIRORIOでの記事執筆業でしょうか。
All Aboutではドイツ語についての記事をかいていますが、IRORIOでは主にドイツ語圏のニュースを取り上げています。
そのIRORIOで今年公開したもののうち、反響があった記事のトップ3は、
1.ジェンダー思想家ジュディス・バトラーへの名誉博士号に、スイスで抗議運動
(11月17日公開)
2. 「ラインハルト」はイケてない?現代ドイツ人が名に抱くイメージ
(11月30日公開)
3.盗用論文は学位に値せず!教育相を辞任させたドイツ大学の不正追及
(7月27日公開)
でありました。
1のバトラー記事は、フェミニズム・ジェンダーやキリスト教といった一般受けしなさそうなものでありながら、意外な反響を得られました。フェイスブックで1300以上シェアされています。
2はドイツ人がファーストネームについて抱いているイメージを紹介したものですが、記事題名に「ラインハルト」を入れたおかげで根強い銀英伝ファンの方々が食いついてきました。やはりタイトルは大事ですね…
3はドイツ教育相の博士論文盗用発覚スキャンダル。ちょうど小保方晴子氏の論文コピペ問題が世を騒がせていたこともあり、耳目を集めたものと思われます。
ウェブ記事はTwitter等で読者の反応が確認できるのがありがたいですね。来年はどんなネタが集められるか楽しみです。
では皆様、guten Rutsch ins neue Jahr!(グーテン ルッチュ インス ノイエ ヤール!/良いお年を!)
ブログを始めました
All About ドイツ語ガイドとしてブログを始めることにいたしました。
ドイツ語のほか、お仕事にしている日本語教育やライター業、研究している哲学や文学、現在の居住地であるウィーンのことなど、思うままに書いていければと思っております。
まずはご挨拶まで。
よろしくお願いいたします。